凄まじい怒りの哀れさ ~八つ当たり煽り運転
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救いは容疑者のパンチが手打ちで大して効いていないことである。どうやら打撃系の経験者ではないようだ。ご丁寧にも容疑者と同乗の女性がガラケーで撮影している。自慢の動画にしてアップするつもりだったのだろう。
被害者も警戒せずに窓を開けたところを見ると、なんでそんなに怒っているのか分からなかったのだろう。
しかし容疑者の興奮、怒りは凄まじいものだった。
容疑者の白い車は立派なものだ。誇りだったのではないか。と思っていたら、後に試乗車であることが判明した。単に車を持っているからって偉くなった気になれるご仁が世の中に多くいるらしい。
束の間の優越的な時間を過ごして偉くなったと勘違い。
劣等感の持ち主は、簡単に優越感の持ち主になる。
気が大きくなり各地で煽り運転をしていたようだ。偉い俺様の走行を妨げられた。俺様をバカにするのか!自分の全てを否定されたような怒り・・
恥ずかしながら私は公衆の面前で凄まじい怒りを爆発させたことが20年以上前にある。本当の怒りの原因は他にあった。他に怒りをぶつけられないので、ぶつけられる対象に爆発したのが真実だった。
当然、その時は八つ当たりしている意識なんてない。
このような八つ当たり激怒者を見つけたら、哀れな奴だと思って逃げることだ。
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